桂三四郎ブログ インフルエンサー落語家 桂三四郎の挑戦

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落語会開演までの段取り!!桂三四郎十五周年記念独演会に至るまで

ありがたいことに「桂三四郎十五周年記念独演会」は大盛況のうちに幕を閉じた。

 

落語家にとって15年と言うのは一つの区切りのようなもので

 

世間から師匠と呼ばれてもおかしくないキャリアだと言うことになる。

 

別に僕は師匠なんて呼ばれたいとなんか思ってないし

 

弟子をとりたいと言う気持ちはさらさらない。

 

ただ、僕たち上方の落語家は江戸と違って真打制度というものがなく

 

節目を自分で作らないとダラダラ芸人人生を過ごしてしまう。

 

そのことに関しては過去の記事を参照していただければ僕の熱い想いが書かれている

 

 

www.katsura346.com

 

 

www.katsura346.com

 

とにかく、みなさまのおかげで最高の形で迎えられたことを

 

改めて厚く御礼申し上げます。

 

本当にありがとうございました。

 

 

「桂三四郎独演会までの道のり」

 

せっかくなのでこの桂三四郎十五周年記念独演会を開催するまでの経緯を書いてみようと思う。

 

一つの独演会が行われるまでにどれくらいの手間がかかっているか、お教えします(笑)

 

「企画」

まずはこの独演会を企画するところから始まる。

 

当たり前だけど、まずこの会をやろうと思い立つことから始めて

 

いろんなことを決めなければいけない

 

企画しだしたのが昨年の12月の頭

 

会場はどこにするのか

キャパシティはどれくらい

ゲストは誰

前座は使うか

三味線さんはどうするか

チケットはいくらか

指定席か自由席か

チラシのデザイン

 

会の外側を決めるだけでもめちゃくちゃ大変だ。

 

僕はいつもお手伝いいただいているキュートさんに制作協力を依頼しているのだけど

 

これを一人でやるとなると本当に頭がおかしくなるだろう。

 

ゲストはもうずっと決めていた笑福亭鶴瓶師匠にお願いした。

 

本当に快く了承してくださったのでほっとした。

 

そこからまず会場選び

 

キャパは大体500人前後ということで決めていたので自ずといくつかに絞られる

 

その中から4月に空いている土日をかたっぱしから仮押さえする。

 

その中から師匠のスケジュールに合わせる方法をとった。

 

その日程が4月6日の中野ZERO小ホール19時開演

 

師匠は本当に忙しい方で師匠のスケジュールをいただけたことで仕事の半分は終わったようなものだ。

 

チケットの代金はもうきまってたし

チラシのデザイン、発注等は全部キュートさんにお世話になることにした。

 

「チケット委託販売」

 

今回はキャパが507席あるので自由席は不可能なので指定席でチケットを委託販売にすることにした。

 

チケットぴあ

イープラス

カンフェティ

ローチケ

 

いろんな会社があるけど今回はイープラスにすることにした。

 

その理由はホームページ等を見て

 

なんかイープラスのホームページが親切だったから。

 

初めて使う人間にすごく丁寧に解説してくれてたのが決めてかな

 

ただ、その公演登録がめちゃくちゃめんどくさい!!

 

お金に関わることなので間違いがあってはいけないからか

 

ものすごくめんどくさいの!!

 

普通の人はもしかしたら簡単にできるのかもしれないけど僕には全然無理だった。

 

というのも時期が年末の時期でその日に申し込まないと情報解禁日に販売が間に合わないというなんか時期が悪かった焦りで少しパニックになっていたのかもしれない

 

なのでキュートさんにお任せすることにしてしまった。。

 

本当にすみません。

 

「チラシのデザイン決定」

 

細かいことが諸々決まってチラシのデザインも決定

 

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これも時期が悪くて年末年始の超忙しい時期にお願いしたのですごく忙しい中に情報解禁日に間に合わせてくれた。

 

普通はこんな無茶聞いてくれないからね。

 

やっぱり大きな会をやるときは早めに告知したいって思ってしまうのが人間だ

 

「情報解禁・宣伝」

 

情報解禁、そして販売開始をしたのが確か1月17日

 

その日に合わせてfacebook、twitter、Instagram、voicy 等で宣伝

 

今回は、「東京かわら版」という落語の情報誌に広告を出した。

もちろん有料

 

そこから、僕の会にいつもきてくださるお客様へDM

 

「師匠に来ていただくのだから絶対に恥はかかせられない。どんなことがあっても完売させてやる!!」

 

と気合をいれてる間にソッコーで完売・・・。

 

こんなに早く完売するとは思わなかった。。

 

キャパ700にすればよかった・・・。

 

チケット4000円にすればよかった・・・。

 

まあこんな良からぬことを考えながらもありがたいことに完売した。

 

そのあとに大量のチラシが届いた・・・。

 

大誤算!!

 

このチラシは未だ家の片隅におかれている。

 

「チケット予約・そして当日の人員」

 

完売したのはものすごくありがたいのだが、一つだけ問題が

 

というのも僕の会ではチケットの取り置きが他の会では考えられないくらい多く

 

今回の取り置きは360枚

 

キャパ507で取り置き360は異常だそうだ。

 

そのための人員を3人確保しないといけないのだけど

 

それだけではなく、チケットのもぎりの方も二人

 

それとは別に、パンフレットを配布する方が二人

 

物販の方が一人

 

そのオペレーションをしておかなければいけなかったことがめちゃくちゃ大変だった。

 

しかも予約の場合人数の増減のたびに調整をしなければいけないのでその管理が死ぬほど大変!!

 

実際、当日少しミスって予約もれもあったし!!

 

奇跡的にうまくいってよかったけど・・。

 

本当に危なかった・・・。

 

予約の限界はキャパ300まで!!

それ以上はほんと戦争!!

 

でもこの無茶苦茶な状態でも少し開演が押しただけなので受付の方たちのエキスパートさがうかがえる。。

 

本当にありがとうございます。

 

「パンフレット・物販」

 

パンフレットの作成もキュートさん。今回の公演は本当にキュートさんにお世話になりっぱなし。

 

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ただキュートさんは別に興行会社ではなくフリーのデザイナーさんです。

 

手拭いのデザインもお願いするという。。。

 

何から何までお世話になりすぎ。。。

 

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素敵なデザインにしていただけて何より

 

ちなみに買いそびれた方はこちらで

 

346tenugui.thebase.in

「ケータリング・打ち上げの手配」

 

当日のケータリングも用意しないといけない。

 

まあいけないってことはないんだけど、水もお菓子も何にもなしだとテンション上がらないじゃん!!

 

僕らの業界はテンションをめちゃくちゃ大事にします。

 

楽屋のお弁当が上等のお弁当なのか、コンビニのおにぎりなのかで

 

演者のやる気はめちゃくちゃ変わります。

 

だから今回は美味しいおにぎりと美味しいサンドイッチ、コーヒー等をたくさん用意。

 

ただムッチャ余ったけどね。

 

まあ余ったら持って帰ってもらえればいいだけなので全然オッケー

 

打ち上げも普段の独演会では少人数なので適当に入ればよかったが

 

今回は、表方裏方合わせて20人近く。。

 

飛び込みで入れる人数ではない。

 

こういう時に助けてくれるのが中野が地元の友達だ

 

いろいろ聞いてみて、電話した。

 

たまたま予約が入ってて無理だったりとかいろいろあってなかなか決まらなかった

 

というのも人数が流動的の上に、鶴瓶師匠がいらっしゃるということでできれば貸切にしてもらわなければいけなかったので融通を利かせてくれるお店を選ばなければいけないので大変だった。

 

でも結局決めたお店は本当に美味しくてその上、無理も聞いてくれてめちゃくちゃ感じのいいお店だから紹介しちゃう

 

居酒屋 テイストワン (TASTE ONE) - 新中野/居酒屋 [食べログ]

 「撮影の許可申請」

今回は中野区のホールを使ったのだけど

 

こういう区のホールで写真や映像を撮影するにはちゃんとあらかじめ許可を申請しておかなければいけない。

 

ちゃんと許可証を発行してもらわないといけないんだってさ。

 

今回、いろいろな方々に撮影に入っていただいたのですがその時さて撮影していただいた写真を何枚か

 

撮影していただいたのは写真家の橘蓮二先生

 

 

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「本番当日」

はっきりいってこれはすごい修羅場でしたね。。

 

まず、この中野ZERO小ホールは18時からしか使用ができない。

 

区民ホールはなぜかどこもこの18時に楽屋入り

 

開演は19時

 

開場は18時30分開場

 

そして取り置きチケットが360枚

 

どんな大変な様子か想像していただけたらお分かりになると思う

 

楽屋も大変で、マイクチェックから照明チェック、楽屋のチェック

 

何から何まで30分で済ませなければいけない。

 

落語やる前にもうすでにちょっと疲れてる!!

 

バタバタ戦争状態になりながらも始まった

 

「桂三四郎十五周年記念独演会」

 

凄まじい拍手で迎えられて、このすごい人数が僕を観に来てくださったのだと思うと感無量でした。

 

内容について僕の口からってなかなか伝えにくいのだけど

 

独演会に来てくださったお客様の中に素晴らしいレポートを書いてくださった方がいらっしゃるのでそちらをぜひ見てください!!

 

 

「終わりに」

めちゃくちゃ大変だったけど

 

皆様のおかげで無事十五周年記念を最高の形で迎えられることができました。

 

本当にありがとうございます。

 

日頃、応援してくださる皆様はもちろんのこと

 

鶴瓶師匠はじめ幕内のみなさま

 

そして何より今回めちゃくちゃ尽力してくださったキュートさん

 

本当に重ね重ね厚く御礼申し上げます。

 

今後とも桂三四郎をよろしくお願いします。

 

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